カテゴリー: 検査技師

7月14日15日に開催された『第1回日本在宅医療連合学会大会』において当院臨床検査技師・西成田が講演を行いました。
「在宅医療における臨床検査の新しい展開」と題した講演で、在宅医療クリニックでの臨床検査技師としての働き方、成果、今後の課題・提言等についてお話いたしました。
在宅医療のクリニックで臨床検査技師が活躍している例は全国的にもあまり多くありません。しかし検査の扱いや正確さに関しては臨床検査技師が専門家だけあり優れています。
また、現場で超音波検査ができることは大きなメリットです。最近では肺エコーで肺炎の診断が可能になり、骨折しているかどうかをエコーで見ることもできるようになりました。
地域における多職種連携を可能にするために、いろいろな専門職種の活躍を促していきたいと思います。

先週の土曜日（2月10日）文京学院大学からの依頼で私、任博が臨床検査技師を目指す保健医療技術学部の学生、大学院生、教員、約１５０人に対して文京根津クリニックが行っている在宅医療について講演を致しました。

日本の地域医療の現状から始まり、今後の遠隔診療を含めた未来の医療の姿を約６０枚のスライドで説明しました。

講演中もその後の懇親会においても多くの方々からの質問があり、大変やりがいのある講演でした。
将来、在宅医療に関わりたいという学生も多くいて、臨床検査技師科３年生の学生2名が入職を前提に臨床実習に伺いたいとのことでした。
在宅医療に興味を持つ学生が増えていることを大変心強く感じます。